monopolize
「んっ…、ちょっと待っ…」

『待たねーし』



いつもより乱暴な愛撫に悲しさが込み上げた。



“あたしは、所詮性欲を満たす道具…”



ただシたい時に呼ばれて、終わったら帰る。



それだけ…。



「りゅ…うじ…」

『ここ感じる?』

「あっ、ダメッ…」



卑猥な音を出しながら、指と舌が動きを速め一気に頭が真っ白になる。



「ああっ…、んっ…、りゅ…も…う…」

『今日は早ぇーな?』

「あぁっっ……!!」



背中を浮かせ果てると、すぐ龍二のものが入ってきた。



『お前ん中熱い…』

「んっ…、はぁっ…」



ぼやける視界の中で、龍二が感じてる顔を見ていた。

暗闇に溶け込むちょっと長めの黒髪が綺麗で、色っぽい。

時折眉をしかめ、私の中で感じてると思うと嬉しくて仕方ないの。



でも、この感覚を味わってるのはあたしだけじゃ無い…――。



「りゅうっ…」

『麗奈っ、…んっ』

「…いい…よ…?」



あたしの言葉を合図に、ドクドクと流れこむ龍二のモノ。

あたしの中は、龍二で一杯になった。


 
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