tearless【連載中】
「ごめん…」



謝ったけど、口元は緩んだままで…。

璃琥はそんな私を暫く見ていた。



「ねぇ…」

『ん?』

「今日、ご飯どーする?」

『…特に考えてねーけど』



こんな会話をしたのは、アイスを食べ終え暫くしてから。

璃琥はソファーに寝転び天井を眺めてボーッとしてて、私は友里から来たメールを読み終えた所だった。



「私、作ろっか?」

『お前、作れんの?』



天井から視線を私に移すと“っつーか、急にどーした?”不思議そうな顔をする。

確かにいつもはどっかに食べに行ったり、デリバリーで済ませてたから璃琥の反応は最もだ。



「今日友里が、ってお姉ちゃんなんだけど、帰り遅くなるってメール来たから…」

『ふーん…。親は?』

「友里と2人で暮らしてんだよね。母親は3年前に死んだし、父親は単身赴任で他県だから…」

『いつも1人な訳?』

「いつもじゃ無いけど、友里は彼氏の家行く事多いから夜は1人かな?」



手に持っていた携帯を閉じると、ポケットに滑り込ませる。


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