tearless【連載中】
『…続き…したいとか?』



意地悪く笑みを漏らすと、私の胸へ視線を移す璃琥。



「………ッ!!」



ブラウスからチラッと覗く黒いブラジャー。

急いでボタンを閉めると“はぁ…”溜息をついた。



『風呂入っか』

「うん…」



立ち上がると、奥にあるクローゼットに向かい“着替えこないだのでいーよな?”そう言葉を投げかける。



「うん」

『上、Tシャツもあっけど?』

「じゃあTシャツで」



そーいえば、エアコン無いのに何でこんなに涼しいんだろ…?

リビングも無かった様な…。



「璃琥…」

『あ?』

「エアコン無いのに何でこんな涼しいの?」

『よく知らねーけど、自動空調設備とかで家の温度を一定に保ってるみてーだな』

「自動空調設備…?」



いまいち分からないけど、やっぱり高級マンションは違うんだと思った。



『ほら…』



クローゼットから持ってきた着替えを私の頭に乗せると“先入る?”上から降ってきた言葉。



「後でいい…」



頭から着替えを下ろすと“ん…”一言呟いた璃琥はそのまま出て行った。


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