tearless【連載中】
―ガチャン...

ドアの閉まる音が聞こえると、急に1人になった事で寂しくなってしまった私。



「こんな広いトコにいつも1人で居るんだね…」



ダウンライトに黒い家具。

璃琥らしいけど、やっぱりどこか寂しい…。

着替えをソファーの端に置くと、窓の前に向かった。



黒く染まった空に輝く星。

どこまでも見渡せる星空に吸い込まれそうになる…。



「璃琥は、毎日この空を見上げて何を思ってるんだろう…」



手をガラスにそっと伸ばし空に重ねてみる。

ひんやりとした冷たさだけが伝わり、それ以外は分からなかった。



“璃琥も寂しいのかな…”



空を見上げる時は、きっと寂しい時。

辛い時。

悲しい時。

悩んでる時。

果てしなく続く空を見てると、自分の考えてる事がすごくちっぽけに思えるんだ。

キラキラと輝く星の様にとてもとても小さく…。


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