tearless【連載中】
―トクン...トクン...
手から伝わる鼓動。
「璃琥…好きだよ…」
呟くと腕を下ろした私は、暫く星空を眺めていた。
―ガチャッ...
ドアの開く音が聞こえたのは、まだ私が空を眺めていた時。
『ずっとそこに居た訳?』
「…うん」
振り向く事無く答えると、少しずつ足音が近付いてくるのが分かった。
その足音に耳を傾けながら窓を見てると、反射して映り込んできた璃琥の姿。
Tシャツにスウェットのズボン。
首には白いタオルが掛けてあった。
…金色の髪は、まるで夜空に浮かぶ月の様。
『風呂入ってこいよ』
「そーだね…」
視線を足元に向け振り向こうとした時、ふと後ろから包まれた体。
視界にはがっちりとした璃琥の腕が入り込む。
「璃琥…?」
『何考えてた?』
耳元で聞こえる愛しい人の声に不覚にもビクッと肩が上がってしまい、落ち着いていた鼓動が再び加速し始める。
お風呂上がりの璃琥の体は熱くて…。
鼻を掠めるのはシャンプーのいい匂い…。
「…お母さんの事考えてた…」
ゆっくり窓に視線を戻すと、璃琥も静かに顔を上げ窓越しに見つめ合う2人。
手から伝わる鼓動。
「璃琥…好きだよ…」
呟くと腕を下ろした私は、暫く星空を眺めていた。
―ガチャッ...
ドアの開く音が聞こえたのは、まだ私が空を眺めていた時。
『ずっとそこに居た訳?』
「…うん」
振り向く事無く答えると、少しずつ足音が近付いてくるのが分かった。
その足音に耳を傾けながら窓を見てると、反射して映り込んできた璃琥の姿。
Tシャツにスウェットのズボン。
首には白いタオルが掛けてあった。
…金色の髪は、まるで夜空に浮かぶ月の様。
『風呂入ってこいよ』
「そーだね…」
視線を足元に向け振り向こうとした時、ふと後ろから包まれた体。
視界にはがっちりとした璃琥の腕が入り込む。
「璃琥…?」
『何考えてた?』
耳元で聞こえる愛しい人の声に不覚にもビクッと肩が上がってしまい、落ち着いていた鼓動が再び加速し始める。
お風呂上がりの璃琥の体は熱くて…。
鼻を掠めるのはシャンプーのいい匂い…。
「…お母さんの事考えてた…」
ゆっくり窓に視線を戻すと、璃琥も静かに顔を上げ窓越しに見つめ合う2人。