tearless【連載中】
「あっ、制服忘れた…」
クローゼットを出る時、視界に入った璃琥のYシャツを見て思い出した私。
「取ってくる…」
『ふっ…』
鼻で笑うのを耳に留めながらも、足早に脱衣場に向かう。
「あった…」
ポケットに携帯を入れっぱなしだった事も思い出し、畳まれた制服を持つととりあえずリビングに行った。
ソファーの横にポツンと置かれた鞄も拾うと璃琥の部屋に戻る。
―ガチャッ...
ドアを開けるとソファーには誰も居なくて、真っ暗になっていた部屋には窓からの月明かりだけが差し込んでいた。
とりあえずソファーに荷物を置き座るとスカートから携帯を取り出す。
途端、暗闇に“ピカッ、ピカッ”と光るライト。
“ん…?”
携帯を開くとバイブと共に現れた“Eメール”の文字に“友里かな…?”普通にそう思った。
ボタンを押してメールを開くと映し出されたのは意外な人の名前。
クローゼットを出る時、視界に入った璃琥のYシャツを見て思い出した私。
「取ってくる…」
『ふっ…』
鼻で笑うのを耳に留めながらも、足早に脱衣場に向かう。
「あった…」
ポケットに携帯を入れっぱなしだった事も思い出し、畳まれた制服を持つととりあえずリビングに行った。
ソファーの横にポツンと置かれた鞄も拾うと璃琥の部屋に戻る。
―ガチャッ...
ドアを開けるとソファーには誰も居なくて、真っ暗になっていた部屋には窓からの月明かりだけが差し込んでいた。
とりあえずソファーに荷物を置き座るとスカートから携帯を取り出す。
途端、暗闇に“ピカッ、ピカッ”と光るライト。
“ん…?”
携帯を開くとバイブと共に現れた“Eメール”の文字に“友里かな…?”普通にそう思った。
ボタンを押してメールを開くと映し出されたのは意外な人の名前。