ブラック王子に狙われて①
「絢のこと好きだ。好きだから、面倒な遊園地だって行ってやったし…」
「………」
「好きじゃねぇのにキスしたりするかよ」
「っ!!///////////////」
彼が顔を壁の方へ向けた。
目の前に彼の背中が……。
今、胸の奥がキューッてなったのは何?
ドキドキ…ドクドク……。
私の心臓…壊れるくらいに暴れ出す。
歩くペースも私に合わせてくれて、
さり気なく男性からの視線から遠ざけたり、
嫌いな待ち時間もムリして付き合ってくれて、
全部ぜんぶ、私のために…??
「えっ……その………」
「フッ。お前顔が真っ赤だぞ」
「い、言われなくても…わ、分かってます」
もう、どんな顔をしたらいの?