狼君逹のお姫様【完】
「ちょっと…休んでろ…。」


冴はそう言って私を座らせみんなも座った。
私の横に左が南乙、右が冴。


「う…ん…水欲しいかも…口の中に砂が…。」


口の中はジャリジャリと砂の音をさせる。
でもまぁ…鼻血が出なくて良かった♪


「これお水♪大丈夫?」


南乙はニコッと笑い水を渡してくれた。


「ありがとう…うん♪転けたせいで足が少し痛かったからよろけちゃった…!あはは…。」


私は水で口の中を綺麗した。
やっと砂が取れた♪



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