狼君逹のお姫様【完】
「足大丈夫?」


南乙はそう言って私の足を撫でた。
…///


な、何か恥ずかしい…///


「柚衣ちゃんまた赤くなってる♪可愛い~☆」


南乙はギューっと抱き締めてきた。
ぇえ!?


何で抱き締められてるの!?
人が見てるのに!!


「ちょ…南乙…離してみんな見てる…///」


「やーだ♪」


そんなぁ…恥ずかしい…。


「こら!南乙、柚衣さんが困ってるでしょう?離してあげなさい!それに南乙だけズルいですよ…僕だって柚衣さんを抱き締めたいのに…。」


洩は南乙の頭をポカッと殴った。
やっぱり洩は優しい♪


けど…『僕だって柚衣さんを抱き締めたいのに…』って…凄い事言ってるんだけど!?



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