狼君逹のお姫様【完】
「うん♪南乙って泳ぐの得意なの?」


今私達は海に入りプカプカ浮いている。


「そうだねぇ♪、『桜華』の中では得意♪」


そうなんだ!!
競争したいかも~☆


「んじゃさあそこの岩まで競争しよ?」


私は100メートルくらいの所を指指して言った。


「いいよ♪負けないよ!よーいドン!!」


ぇえ!?
早い!!


でもこっちも負けないよぉー!!


「今回は僕の勝ちだね♪」


私は南乙に負けてしまった…。


「はぁ…、ショック!負けちゃうなんて…!!つ、次は絶対絶対負けないからね!?」



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