狼君逹のお姫様【完】
「かかっておいで~☆それより…柚衣ちゃん、お腹空かない?」


そういえば…空いたなぁー…。

ぐと鳴く私のお腹…。


「うん♪空いた…一旦戻ろう♪」


「そうだね~☆なら行こ♪」


私と南乙はひとまず冴達の所へ戻った。


そこに…男の人が話し掛けて来た。


「君、スッゴい可愛いね~☆俺と遊ばない?」


うわ…チャラい人…。


「え、えっと…あの…その…。」


私がソワソワしていた所に南乙が入ってきた。


「あんた何?俺のものに話し掛けないでくれる?」


南乙はいつもと違う低い声で男の人を睨みながら言ってきた。


南乙…キャラ違くない!?
『俺』って言ってるし…それに…『俺のもの』って…私南乙のものじゃ無いよ?



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