狼君逹のお姫様【完】
「ちょ…何処に行くの!?」


「何処にって…陳達の所だよ?」


な、なるほどね!
一体何処に行くのって思っちゃったよ♪


「そ、そうなんだ!!なら早く行こ♪」


私は冴と廉兔の手を引っ張り休憩室を出た。
陳達は何処に居るのかな?


「陳達は…あそこ…。」


冴は指を指して言った。


「陳ー!!南乙ー!!洩ー!!」


私は引っ張っていた手を離し陳達の所へ走った。


「おまっ!?走ったら転けんぞ!?」


陳は驚きながら言う。
何で?


「大丈夫♪って…ぅぎゃ…!!」



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