幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「…え、もしかして失敗…?」

日付を把握できるものがないので、とりあえず立ち上がることにした。

が、



「…………え」

ガクンッ




身体が揺れ、思わず地面に膝をつけた。


「……力を使いすぎたか…」



やばい。意識が飛ぶ……。





小野寺はゆっくりと瞳を閉じた。











――――
――



「この方は…!」


美しい髪と白い肌。
大きな瞳に長い睫毛。

美しい少女が横たわっていた。




「小野寺さん!?」




伊東甲子太郎は、大きく瞳を開いた。







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