虎猫ゆうゆ。
すっかり暗くなった道を
ゆうゆは歩いていた。
結局、獲物は見つからず
ゆうゆは腹を空かせたまま、
諦めて寝床に向かっていた。
ゆうゆはいつも、
廃墟みたいになった古屋の中で眠る。
人間は、来ない。
雨風もしのげるし温かい。
古屋につくと
ゆうゆはのびをしてあくびしてから
体を丸めた。
きゅるる…
お腹がなる。
昨日も何も、食べてないのよね。
別に、私が狩りをするのが
下手なんじゃなくて
人間のせいで鳥は逃げてしまう。
ゆうゆは腹を立てて
鼻を鳴らした。
人間はやっぱり私の邪魔ばかり…