蛍色
咄嗟に腕を掴んだものの何故こんなことをしたのか分からなかった
えぇ…何してんだよ。俺!
彼女も困惑してる
ヤバい!
「えっと、な、名前何?」
思いついたことがそれだった
彼女もいきなりの質問にキョトンとしている
けど………
「華本蛍です。よろしくお願いします」
答えてくれた――――
「あ、俺は」
名乗ろうと思ったとき
「お二人のことは知ってますよ。神澤恋くんに夢野奏くん」
「なんで俺らの事………?」
「友達が凄くカッコいい人がいるって聞いててそれでこっちの大学に来て見てみたら本当に格好良かったから」
「そっか。なんか照れるな」
初めてかも、女子に“カッコいい”と言われて照れるのは
えぇ…何してんだよ。俺!
彼女も困惑してる
ヤバい!
「えっと、な、名前何?」
思いついたことがそれだった
彼女もいきなりの質問にキョトンとしている
けど………
「華本蛍です。よろしくお願いします」
答えてくれた――――
「あ、俺は」
名乗ろうと思ったとき
「お二人のことは知ってますよ。神澤恋くんに夢野奏くん」
「なんで俺らの事………?」
「友達が凄くカッコいい人がいるって聞いててそれでこっちの大学に来て見てみたら本当に格好良かったから」
「そっか。なんか照れるな」
初めてかも、女子に“カッコいい”と言われて照れるのは