旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】
私たちは周りの視線も気にせず、駆け寄り、抱き合った。



「アリスー、元気だったのね」



「急に辞めて、急に来てすみません」



「ううん。また会えて嬉しいわ。
中でゆっくり、話しましょう?」



沢井さんは嫌がる素振りもなく、私を中へと入れてくれた。

マネージメント部のフロアーにある会議室に入ると、コーヒーまで淹れてくれる。



「アリスがコーヒーを飲めるようになったか」



…大の大人ですからね。
< 73 / 386 >

この作品をシェア

pagetop