絶対にみちゃダメ!
「恋人ならしてもいいの?」
雅の無邪気な問いに、あたしは言葉に詰まった。
じゃあ恋人になる……とかいわれても、困るからだ。
しかも、天然雅なら平気でいいそうだ。
虎も雅も、何を言っても無駄な人種なんだ。
「気持ちが通じ合ってなきゃダメなの!それが恋人なの」
あたしはフイと顔をそらせて適当に話を切り上げ、カーラーを髪にまき始めた。
「どうしたら通じ合う?」
雅の声がふと真面目になった。
ドレッサーの鏡の中に雅の真剣な顔が映ってる。
本気でそんなことを考えているんだろうか。
コイツ、今まで一体どういう生活をしてきたんだろう。
「そんなの、時間をかけてゆっくり近づいて、お互い好きになって……でしょ」
あたしはそう答えながらも、上の空だった。
手だけが勝手にカーラーをまきつけていく。
あたしの心の中には一番大切な人が既に住み着いているから。
雅の入ってくる隙なんかないよ。
でも、決してそれを口にすることはできなかった。
雅の無邪気な問いに、あたしは言葉に詰まった。
じゃあ恋人になる……とかいわれても、困るからだ。
しかも、天然雅なら平気でいいそうだ。
虎も雅も、何を言っても無駄な人種なんだ。
「気持ちが通じ合ってなきゃダメなの!それが恋人なの」
あたしはフイと顔をそらせて適当に話を切り上げ、カーラーを髪にまき始めた。
「どうしたら通じ合う?」
雅の声がふと真面目になった。
ドレッサーの鏡の中に雅の真剣な顔が映ってる。
本気でそんなことを考えているんだろうか。
コイツ、今まで一体どういう生活をしてきたんだろう。
「そんなの、時間をかけてゆっくり近づいて、お互い好きになって……でしょ」
あたしはそう答えながらも、上の空だった。
手だけが勝手にカーラーをまきつけていく。
あたしの心の中には一番大切な人が既に住み着いているから。
雅の入ってくる隙なんかないよ。
でも、決してそれを口にすることはできなかった。