絶対にみちゃダメ!
「あっ!」
その時、あたしの手を握って隣に立っていた雅が突然声を上げた。
どうしたのかと思ったら、
「ご馳走が出てきたわよ。食いまくってやる……」
じゅるりとよだれでもたらしそうな雅。
言葉の前半分はちゃんと女の子だったけど、後半は完璧男だった。
こんなんでよく、1年も女の子のフリをしていたと思う。
ちょうど部屋の奥から、白い背い高ノッポの帽子を被ったコックさん風の人たちが、ワゴンを押しながら出てくるところだった。
銀色の蓋のついた足つきの大きなお皿がいくつも並んでいた。
他にも、フルーツがてんこ盛りになってるお皿とか、サラダのボウルとか……とにかくものすごい量のお料理が乗っていた。
そんなワゴンがいくつもいくつも奥から出てくる。
ワゴンは静々と音を立てることもなく、厳かに部屋の端っこに置かれている白いシーツのかかったテーブルの方に進んでいく。
側にはドリンクののった銀のトレイをもっているタキシード姿の人なんかもいた。
立食形式みたい。
ってことは早い者勝ち?
まあ、足りなくなるなんてことはないんだろうけどきっと。
この人数が殺到したらあっという間になくなっちゃうだろうけど、そこは東雲家の威信に掛けて出してくるんじゃないかと勝手に想像したあたしだった。
きっと雅が食べまくっても目立つことはないとおもう。
って、なんであたしが雅の心配をしてあげなくちゃいけないのよ!
その時、あたしの手を握って隣に立っていた雅が突然声を上げた。
どうしたのかと思ったら、
「ご馳走が出てきたわよ。食いまくってやる……」
じゅるりとよだれでもたらしそうな雅。
言葉の前半分はちゃんと女の子だったけど、後半は完璧男だった。
こんなんでよく、1年も女の子のフリをしていたと思う。
ちょうど部屋の奥から、白い背い高ノッポの帽子を被ったコックさん風の人たちが、ワゴンを押しながら出てくるところだった。
銀色の蓋のついた足つきの大きなお皿がいくつも並んでいた。
他にも、フルーツがてんこ盛りになってるお皿とか、サラダのボウルとか……とにかくものすごい量のお料理が乗っていた。
そんなワゴンがいくつもいくつも奥から出てくる。
ワゴンは静々と音を立てることもなく、厳かに部屋の端っこに置かれている白いシーツのかかったテーブルの方に進んでいく。
側にはドリンクののった銀のトレイをもっているタキシード姿の人なんかもいた。
立食形式みたい。
ってことは早い者勝ち?
まあ、足りなくなるなんてことはないんだろうけどきっと。
この人数が殺到したらあっという間になくなっちゃうだろうけど、そこは東雲家の威信に掛けて出してくるんじゃないかと勝手に想像したあたしだった。
きっと雅が食べまくっても目立つことはないとおもう。
って、なんであたしが雅の心配をしてあげなくちゃいけないのよ!