絶対にみちゃダメ!
「うーん」
雅はあたしとご馳走を何度も見比べている。
真剣に迷っていそうだから対応に困る。
あたしとしても、雅と一緒に虎と挨拶をするのは避けたかった。
だって、すぐにケンカになるんだもん。
間に挟まれるこっちはたまんないよ。
だから、助け舟を出してあげることにした。
「あたしもすぐいくから。とりあえずあったかいうちに食べてきなよ」
それでも雅は少し迷った。
そんなにあたしと虎を近づけたくないんだろうか。
でも結局はご馳走の誘惑には勝てないようだった。
「すぐ来てよ?あんまり離れないでよ?」
再三念を押されて、雅は深いスリットの入ったチャイナドレスを翻しながら離れていった。
何度もあたしの方を振り返るから、苦笑いしながら手を振った。
背の高いすらっとした後姿が離れていく。
猛然とご馳走に向かっていってるんだけど、雅は動作が綺麗だからがっついて見えないんだよね。
雅が男の子で、あんな性格だって知らなかったら、あたしは今も何も疑ってなかっただろう。
どちらにしても今までべったりくっつかれていたあたしは、開放されてやっと一息ついた。
雅はあたしとご馳走を何度も見比べている。
真剣に迷っていそうだから対応に困る。
あたしとしても、雅と一緒に虎と挨拶をするのは避けたかった。
だって、すぐにケンカになるんだもん。
間に挟まれるこっちはたまんないよ。
だから、助け舟を出してあげることにした。
「あたしもすぐいくから。とりあえずあったかいうちに食べてきなよ」
それでも雅は少し迷った。
そんなにあたしと虎を近づけたくないんだろうか。
でも結局はご馳走の誘惑には勝てないようだった。
「すぐ来てよ?あんまり離れないでよ?」
再三念を押されて、雅は深いスリットの入ったチャイナドレスを翻しながら離れていった。
何度もあたしの方を振り返るから、苦笑いしながら手を振った。
背の高いすらっとした後姿が離れていく。
猛然とご馳走に向かっていってるんだけど、雅は動作が綺麗だからがっついて見えないんだよね。
雅が男の子で、あんな性格だって知らなかったら、あたしは今も何も疑ってなかっただろう。
どちらにしても今までべったりくっつかれていたあたしは、開放されてやっと一息ついた。