†魔界戦記†〜解体真書〜
帰り道、僕たちは
一言も言葉を
交わさなかった。
家に着くと
買ってもらった
スカーフを開ける。
僕は・・・悔しいよ。
次の日、いつも通りに
学校へ行く。
しかし思えば
お腹が痛かったから
無理をせず休めばよかった。
まさか・・・
あんなコトになるなんて。
いつもの様に席に着く。
・・・明らかに
みんなの雰囲気が違う。
いつものメンバー
ヒヨシと三人組が
僕を取り囲む。
突き出された手に
反射で顔を隠す僕。
しかし手は
昨日の誕生日プレゼントを
掴んでいた。