想 sougetu 月
「どうして?」
「無駄だから……」
「無駄?」
無駄という言葉がわからない。
何が無駄だというのだろうか?
まあ、元々は斎のこと諦めようとして一人暮らししたかったのだけど、でもこうした関係になったって未来がないことは変わらない。
結局一人で生きていかなくてはならないのだから、慣れておかなければ。
それに成人したのに、いつまでもこうして青柳家にお世話になるわけにはいかない。
今すぐ一人暮らしをしなくてもいいけど、やっぱり一人暮らしは必要だと思う。
「まだ先の話になるけど、俺が大学を卒業して就職したら一緒に住もう」
「えっ!」
「親父達に俺からそう話しておくから」
突然の申し出に思考が停止する。
そんなこと話したら、私達の関係を2人に話すようなものだ。
息子の未来を楽しみにしている2人を悲しませてしまう。
「だ、だめ!」
「つ、月子?」
いきなり腕を掴んできた私に斎が驚く。
「誰にも言っちゃだめ!」
「どうして?」
「言わないで……」
その後、どんなに聞かれても、私はただ首をふることしか出来なかった……。
「無駄だから……」
「無駄?」
無駄という言葉がわからない。
何が無駄だというのだろうか?
まあ、元々は斎のこと諦めようとして一人暮らししたかったのだけど、でもこうした関係になったって未来がないことは変わらない。
結局一人で生きていかなくてはならないのだから、慣れておかなければ。
それに成人したのに、いつまでもこうして青柳家にお世話になるわけにはいかない。
今すぐ一人暮らしをしなくてもいいけど、やっぱり一人暮らしは必要だと思う。
「まだ先の話になるけど、俺が大学を卒業して就職したら一緒に住もう」
「えっ!」
「親父達に俺からそう話しておくから」
突然の申し出に思考が停止する。
そんなこと話したら、私達の関係を2人に話すようなものだ。
息子の未来を楽しみにしている2人を悲しませてしまう。
「だ、だめ!」
「つ、月子?」
いきなり腕を掴んできた私に斎が驚く。
「誰にも言っちゃだめ!」
「どうして?」
「言わないで……」
その後、どんなに聞かれても、私はただ首をふることしか出来なかった……。