Beyond Your Imagination


ドンッ。


アキ「あッ…ごめんなさい」


ボケッと突っ立っていたら、キーボードを運んでいた人にぶつかってしまった。


??「あ、ごめんなさ…

…!」

アキ「ぁ…

秋山くん…」


ぶつかったのは秋山くんであった。


シュン「鎖部さん…

ぁ…だ、大丈夫?」

アキ「…うん」


やっぱりなんだか気まずくなってしまった。

結成式で指名されてからまだ一言も交わしていない。

「ありがとう」すら、まだ言っていない。


シュン「…

お、俺…」


キーンコーンカーンコーン。


秋山くんの言葉を遮った1時10分のチャイム。


シュン「…時間だ

じゃ、またね」


チャイムに一瞬ハッとした顔をして去って行った秋山くん。

今…何を言おうとしたの…?


私は、嬉しかったの…秋山くんに指名されて。

だからそんな切ない顔しないで…。


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