気合いの華
そして放課後…

「ルイ、起きてよ!喧嘩始まっちゃうよ?」

「ん?おう…おう!そうだった!」

「とりあえず松戸くんの所行こう?」


そして俺達は2組について、松戸くんを起こした。

「松戸くん、放課後だよ?冴島くん達の所行こう?」

「おい、タイマンに口出し行くのはよくねぇよ!」

「じゃあこのまま終わるのを待つ?」

「ん~、こればっかりは見せ物じゃねぇからなぁ…」

「なら校門の所で待ってようぜ?」



俺達は仕方なく校門へと向かった。


「あ、おにぎり食いたくね?」

「ルイって本当、緊張感ないよね?」

「いや、俺が緊張する必要ないじゃん?」

「なら3人で買いに行くか?」

「松戸くんも行くの?」

「俺は肉まんだけどな♪」


はぁ、俺だけなのかなぁ…仲間同士の喧嘩が心配になるのって…


「あ!」

「ん?なんだ…片岡の野郎遅ぇんだよなぁ?見てない?」

「いや、知らないよ?学校見て来ようか?」

「あぁ、そうしてくれ!待ちくたびれてキレてんぞって伝えといて♪」

「わかった…」

「つか昨日俺と喧嘩したその体で戦えんのか?」

「っせぇなぁ!売られた喧嘩だから仕方ねぇだろうがよ?」

「負けたら殴るよ?」

「俺が負ける訳ねぇだろ?」
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