わたるんといっしょ


「召喚物って言うのはねー、召喚師――ブリュンで言うところの私と繋がってこそ、真の力を発揮するのよ。前衛と後衛、剣を振るうブリュンのサポート役として私がいるのだけど、今回は『タイマントーナメント』。一対一だから、私が闘技場に立つわけにも――ましてや、サポートするわけにもいかないのよねー。私は人知れずに、こっそりとエールを送るだけになるわー」


また残念そうに、しかしながら、仕方がないと女性自ら折れたようだった。


「タイマントーナメントは生死与奪だなんていけないから、丁度いいのかもしれないわね。私も誰かの命奪うだなんてしたくはないけど、こちらの実力が未確定な以上、加減が分からない。

学園長のお達しは、あくまでも『天神学園の実力が知りたい』だし、単体でもかなりの腕前を持つブリュンが丁度いいのかもしれないわねー」


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