わたるんといっしょ
「わたるんはん、わたるんはんは、僕が守りますえ?だからなでなでしてぇな。ねえ、わたるんはん。こんなおばはんよりも、僕の方がわたるんはんに尽くしますえ?言ってえな、わたるんはんのためなら、ウザいおばはんをゴミ捨て場に捨ててきますわぁ」
『我がマスターへの敵と見なす!小僧、刀を抜け!』
「うっさい外野やねぇ。わたるんはんと僕の世界に入ってきてからに。――いいぞ、やるよ!みーんなまとめて、ゴミ捨て場に置いて、またわたるんはんと二人だけで――」
「やらなくていいですから、行きましょう、冬月くん」
物騒な話は嫌だと、冬月を止めれば、腕を組まれた。
「なんやぁ、やっぱわたるんはんは、僕と一緒にいたいんやね。ええよぅ、わたるんはんが望むんなら、僕、四六時中こうしていますえ?」
べたべたいちゃいちゃを一人でする冬月をたしなめつつ、テレサに頭を下げておく。