わたるんといっしょ


もうドブ川で一夜を明かすことはしたくない溝出より得た権利。引かれた一枚を手に取ったわたるんは。


「出ました、特別賞」


『特別賞』と書かれた紙を、溝出に見せた。


「なっ、はああぁ!?」


「わたるんおめー」


ヒモビキニどころか、ヒモビキニを持った阿行がわたるんにべったりすりすり。


「特別賞だから、わたるんがお持ち帰りだねっ」


(*/∀\*)イヤンと恥らう乙女。


「いや、ヒモビキニも要らないんですが。でも、遊びに来たいならいいですよ」


最初からそう誘ってもいたしと、阿行をおぶさるわたるん。


さあ、このまま帰ろうと――


「行かせるくああぁ!」


わたるんたちの前に立ちふさがった骨であった。


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