わたるんといっしょ


「“届いていない”……?」


それは、彼女の真実に繋がるきっかけ。


今、そうして、学校にいた記憶も呼び起こす。


無視された。
誰も、私を構ってくれない。


「ち、が……」


見てくれない、聞いてくれない。

いるのに、話しているのに。


「ぁ、れ……」


どうして一度も疑問に思わなかった。



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