私を壊して そしてキスして
とりあえず、空いた時間はいただいた名刺の整理にあてた。
その中に、知った名前の会社もあった。
それは前の会社で取引があったからだ。
今まで勤めていたのは、いわゆる総合商社というやつだ。
かなり規模も大きく、私や翔梧さんがいたのは、ステーショナリーを扱う部署。
輸入文具も含めて、かなりの数を扱っていた。
私が今回この会社の面接を受けたのは、同じようにステーショナリーを扱う会社だからだ。
けれどここは、他の部署はない。
それ専属の会社だった。