★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
山崎「そんなん当たり前の事言っただけやんっ!!だれが純粋やねん…///」




なんか……凄く焦ってるね丞…




そんなに“純粋“って言われるのがイヤなのかな?




……そういやぁ…




美鈴「どいつもこいつもって他にも花街に向かっていた人がいたの?」




他にも今日、廓遊びに行った人がいたような口振りで山崎は言った。




その事に美鈴は疑問に思ったのだ。




山崎「え?あぁ…おってんそれが!!」




一人で焦るのを止め、美鈴の方に向かい合う。




やっぱりいたんだ……




でもあれっ?私はずっと此処にいたから藍川邸から出ていった人はわかるはずなのに…



じゃあ…八木邸にいた人達が?



という事は……芹沢一派の人達?




美鈴が思考を巡らせていると山崎がやっと口を開いた。




ホンマによう行くな…と呆れた口調で




山崎「行きはったのは佐伯や」




と言った。
< 235 / 447 >

この作品をシェア

pagetop