★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
美鈴「ーーっ!?!?」
山崎の言葉に驚き縁側からついつい立ってしまう美鈴…
山崎「美鈴!?どないしたん?足汚れるやんか!!」
美鈴は裸足だったのだ。
縁側から立ってしまうという事は地面に足をつけるという事…
びっくりするに決まっている。
美鈴「そうだ……なんで……なんで忘れていたの………?」
美鈴は山崎の声に耳を傾けず何かを考えているらしい…
あぐりちゃん…愛次郎…そして佐伯さん。
一つ一つのピースが徐々に合わさる。
そしてある言葉が頭に浮かんだ。
何かの本に淡々と書いてあったあの言葉…
『佐々木愛次郎死す』
という言葉が。