ヤサオトコ

 「スラックスを穿くと、ほんま、ええ男やな。ふるい付きたい位やな」


 房江が本音をぽろり。


 「・・・」


 栗崎は苦笑するばかり。


 「こんなイケメンがおむつをしているとは・・・。誰も絶対に思わんやろな」



 くっくっくくく・・・。



 房江は栗崎のおむつ姿を思い起こして、含み笑いをした。


 「笑わないで下さいよ」
 「ああ、悪い。悪い。ご免やで」


 「じゃ、仕事がありますので、僕はこれで失礼します。本当にありがとうございました」


 栗崎が房江に礼を言った。











< 25 / 326 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop