ヤサオトコ

 自宅に戻ると、郁が風呂に入っていた。
 そう言えば、仕事の関係上、時間が合わず、郁とは一緒に風呂に入った事が無かった。


 お腹がどれ位大きくなって来たか。
 父親としては、子供の成長の度合いを知っておく必要がある。


 「いい機会だ。よ~し、一緒に入ってみるか」


 思い立ったら吉日。


 「急に入って脅かしてやろう」


 栗崎は服を脱ぎ捨て、開き戸を開け、風呂場の中にずかずかと入って行った。
 郁は浴室の中に肩まで入っていた。


 うわっーー。


 郁は突然真っ裸の栗崎が、風呂場の中に入って来たので、腰を抜かさんばかりに驚いた。












 
< 317 / 326 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop