ヤサオトコ
自宅に戻ると、郁が風呂に入っていた。
そう言えば、仕事の関係上、時間が合わず、郁とは一緒に風呂に入った事が無かった。
お腹がどれ位大きくなって来たか。
父親としては、子供の成長の度合いを知っておく必要がある。
「いい機会だ。よ~し、一緒に入ってみるか」
思い立ったら吉日。
「急に入って脅かしてやろう」
栗崎は服を脱ぎ捨て、開き戸を開け、風呂場の中にずかずかと入って行った。
郁は浴室の中に肩まで入っていた。
うわっーー。
郁は突然真っ裸の栗崎が、風呂場の中に入って来たので、腰を抜かさんばかりに驚いた。