彼は人魚姫!
「そう……だったんだ」


予想してなかった答え。
正解はどこにあるのか分からない時もある。
あたしが不安でたまらなった日々は、しぃがあたしの為に積み上げてくれてた日々。


「ここに戻って来れて良かった。ママは絶対に来ると思ってた」


「どうして?」


その自信はどこから来るの?
教えて。


「信じてたから」


何も言えない。
そう。
それがしぃ。
あたしをほんとに愛してくれている。
何も疑う余地がないほど。


「ありが……とう」


「どうせママは僕が逃げたって思ってたんでしょ?」


『アハハ』と、笑ってごまかすしかない。


「だって人魚姫は最後には泡になっちゃうでしょ?だから、しぃも……」


「僕は泡にはならないよ。まだママと結ばれてない」


そうだね。
そう。
しぃは絶対泡にはならない。
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