vampire*love2
きっと力加減をしているんだろうけど身動きがとれないくらいにガッチリ抱きしめられて。



距離が近い分、お互いの鼓動だって聞こえてしまう。


「森、大丈夫だから。」



小さくそう声かけても離してくれる気配は全くない。



腕は私を抱きしめて、視線は昌を捉えたまま動こうとはしない



「なんだ、若者。邪魔をするな。」



ウェーブのかかった少し長めの金髪に赤い瞳、全身に黒い服をまとった昌。



前にあった時よりもずっと禍々しい赤い瞳をしていた…




「昌、あの時和樹に致命傷を負わせたのはあなたでしょう?」



「あの時?致命傷?何のことを言ってるんだサクラ」



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