seven kisses
胸がキュンと痛む。

私だって、同じことを思ってた。

それだけでも十分嬉しかったのに、先輩がその後すぐに言った言葉は、私の目に涙を溢れさせた。



「俺、早く一人前の教師になれるよう頑張るよ。だからさ、梨絵子が卒業したら、俺と一緒に住んでくれないかな.......。」

「......そうすれば、毎日一緒にいられるんだよね。」

「うん。」

「じゃあ、そうする。ずっと拓巳のそばにいる。」

「ありがとう。その日が来るのを楽しみにしてたら、今は思うように会えなくても頑張れる気がする。しばらくは寂しい思いさせちゃうけど、梨絵子も我慢できるよな。」

「うん。」
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