seven kisses
「えっと.......大浦も言ってたけど、本当は、明日言おうと思ってたんだ。梨絵子の誕生日に言おうって、前から決めてたから。」

「........うん。」



先輩は私の手を取って、両手で包み込むと、しっかりと目を合わせて言った。


「俺と結婚して下さい。」

「.........。」

「これからも、ずっとそばにいてほしい。」

「..........はい。」



言った瞬間、涙がこぼれた。

次から次から湧き出る涙で、あっと言う間に先輩の顔が見えなくなる。

涙でグチャグチャになった私を、先輩がフワッと包みこむように抱きしめる。



これは、現実なのかな..........

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