お前は俺がもらう
「ヒック…グスッ」
結耶は、ゆっくりと
腰をおろし
ドアにもたれ掛かった。
私がこもって
何時間がたって
それでも、一緒に
扉の向こうで待っていてくれる結耶。
私なんてどうでもいい
存在なのにほっといてもいいのに
結耶は、その場から
一向に動かなかった。
私は、扉をゆっくり
開けると結耶が私をみる
「やっと、出てきた
もう、大丈夫か?
怖くなったらいつでもいえ」
「ゆ、ぅや…」
私は、結耶に抱きついた。
寂しくて怖くて
結耶がいないとダメな私がいる。
私は、さっきもないて
安心したかのように
結耶の胸の中でも泣いた。
「暫くは、家から出るんじゃねぇよ
あぶねぇから」
そう言い頭を優しく撫でた。