【砂漠の星に見る夢】
―――
―――――
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―――5年後。
ネフェルに待望の第一子が誕生し、そのニュースは国中を駆け巡り、宮殿の中も外も祝賀ムードに包まれていた。子供が男児だったことからファラオの喜びは相当なもので、そのこの誕生祭に海外の王族まで呼び寄せたほどだった。
「ターナ、よくがんばったね」
ネフェルは優しくそう告げて寝室で生まれたばかりの赤子を抱く、妻ターナの肩を優しく抱いた。
「光栄です、ネフェル様」
ターナは嬉しそうに微笑み、腕の中の我が子を愛しそうに見つめた。
「私たちは夫婦であり、この子の親だ。いい加減敬語はやめてくれよ」
そう言って笑みを見せたネフェルに、ターナは恥ずかしそうに目を伏せた。
そんな二人の元に侍女が部屋に訪れ、跪いた。
「ネフェル様、メルサンク様がお呼びです」
ネフェルは「分かった」と頷いてターナの頬に手を触れた。
「夜の誕生祭まで、ゆっくり休むといい」
ネフェルはそう言ってゆっくりと立ち上がり、母・メルサンクの元に向かった。
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―――5年後。
ネフェルに待望の第一子が誕生し、そのニュースは国中を駆け巡り、宮殿の中も外も祝賀ムードに包まれていた。子供が男児だったことからファラオの喜びは相当なもので、そのこの誕生祭に海外の王族まで呼び寄せたほどだった。
「ターナ、よくがんばったね」
ネフェルは優しくそう告げて寝室で生まれたばかりの赤子を抱く、妻ターナの肩を優しく抱いた。
「光栄です、ネフェル様」
ターナは嬉しそうに微笑み、腕の中の我が子を愛しそうに見つめた。
「私たちは夫婦であり、この子の親だ。いい加減敬語はやめてくれよ」
そう言って笑みを見せたネフェルに、ターナは恥ずかしそうに目を伏せた。
そんな二人の元に侍女が部屋に訪れ、跪いた。
「ネフェル様、メルサンク様がお呼びです」
ネフェルは「分かった」と頷いてターナの頬に手を触れた。
「夜の誕生祭まで、ゆっくり休むといい」
ネフェルはそう言ってゆっくりと立ち上がり、母・メルサンクの元に向かった。