【砂漠の星に見る夢】

たった5年前のことだというのに、遠い昔のことのように感じた。


ネフェルと共に過ごした、輝くような日々……。


それは、果てしなく遠い日々だった。


その時、キィと扉が開く音が響いた。


ノックもなしに部屋に入るのはへレスかクフだけ。




身を強張らせながら振り返ると、そこには輝く金髪の巻き毛に、褐色の肌、エメラルドのような瞳を持つ美しい青年ネフェルの姿があった。
< 160 / 280 >

この作品をシェア

pagetop