先輩がドジ女に恋をした。


「俺なんて、だめだよ。

優羅ちゃんには、似合わない。」


「いや、それ逆ですけどね!」



さらっと言う真司。


「てか、要は先輩の問題だと思うんですよね。」


「俺?」



俺は、いつでもOKなんだけど。



「はい。

先輩の覚悟ですよ。


優羅と付き合うには、生半可な覚悟じゃ持ちませんよ。

いくら真夜中でも優羅の話聞けるくらいの容量持ってないと。」



「優羅ちゃんのためなら、俺、真夜中でも会いに行くよ。」



言ってから、自分で恥ずかしくなる。



「・・・・愛っすね。」


苦笑いする真司に余計に赤面する。





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