死神の嘲笑
そんな或る日のことだ。

死神は、死神王から直接呼び出された。

「お前を、次の管理者にする」

「本当ですか?」

『死神が創りし世界』の管理者のポストは、誰もが狙っていたのだ。

実際、死神も秘かに憧れの念を抱いていた。

「その代わり、お前より死神ナンバーが小さい者を皆、焼いて墓を作った」

自分は死神ナンバー七十五。

ということは――。


死神王への挨拶もそこそこに、死神は墓場へ駆け出した。

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