死神の嘲笑
『死神育成所』にいる死神達が唯一、『死神が創りし世界』へ出ることができる場所、そこが墓場だ。


『七十四』

唯一の友達の、墓石にもたれかかって慟哭する。

「どうしてだよ」



朝になってしまったようだ。

肩に温かいものが触れた。

彼女、だった。

「私、あなたが好き。何もできないけれど」

その言葉だけで、十分だった。


が、そこへ思わぬ人物が現れた。

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