魔物に恋をしてしまった


「ねぇ、二人は蘭がカッコいいと思う?」

菜「何を今さら…めちゃくちゃカッコいいに決まってるじゃない」

真「あれがカッコよくなかったら いったい誰がカッコいいって言うの?」

「もしも 蘭がいとこってバレたら女関係が大変そうだと思って、ラブレターとかプレゼントを私が預かったり色々ありそうだから黙ってたの…」

「でも、もう隠すの面倒くさくなっちゃって」

我ながらいい作り話!!

菜「確かに女子にもみくちゃにされるだろうけど、何だかあり得ない話ってゆーか」

真「未来 目が泳いでるし。」


「まぁまぁ、そんな話はいいじゃないですか♪ねっ?」

あまり納得してない二人だけど、まぁ気にしない!

二人の怪しがる目を受けながら苦笑いしている私に


「中園、おはよう」

「こ、小林くん。おはよぅ…」

今まで小林くんからおはようなんて言われたことなかったのに…

嬉しすぎでしょ//

「何か雰囲気 変わったな?」

「え、そうかな//」

「メアドとか聞いたら迷惑?」

「えっ!?ぜ、全然 迷惑じゃない!!」

赤外線でメアド交換して

「じゃあ、夜メールするから」

「うん//」





< 41 / 48 >

この作品をシェア

pagetop