無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~
5.副社長の秘書様?!
次の日。

珍しく一緒に出社した私たちは、

昨日の辞令に関しての書面が、

掲示板にされていた為、

一度、社長室に向かった。


「失礼します」

俊が先に入り、

私がその後に続く・・・

「よく来たな、待ってたよ」


「秘書の事なんですが・・」


俊の言葉に、

社長は苦笑い。


「すまないね?

友人の子供だからと、秘書にしたんだが、

あまりに急に辞めるので、

後を誰にしようか悩んでたら、

永遠子さんは最初から、

唐沢君の奥さんを、秘書にするつもり

だったらしい・・・

愛奈さん、引き継いでくれますか?」

社長の問いかけに、

愛奈は微笑んだ。
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