愛と欲望の螺旋(仮)
ホームレスなんて真っ赤なウソ。
だって、編集者を餌に、やっぱり華組に入れとか言いそう。
腹ペコな私の前に、美味しいステーキを目の前に出したところで。
その先のワナを考えてしまったら。
絶対に食べたくはない。
フンッ!!
鼻息荒く、萌々ちゃんの所へ戻って、ドンっとイスに座った。
「大丈夫?」
イラつく私の顔に、萌々ちゃんが心配そうに首をかしげた。
「ああ。間違い電話。」
萌々ちゃんには心配かけたくないし。
もう、関係のないことだから。
適当にごまかして。
食べかけのパスタを口に入れた。