愛と欲望の螺旋(仮)
「そうだ…頼みついでと言ってはなんだけど。」
申し訳なさそうな顔をしながら、ふと私の顔を見た。
「何ですか?」
首を小さく傾けた。
「実は…こんな事を頼めるのは宝条さんしかいないんだけど、来期の華組のテーマは純白。」
「純白ですか?」
「ああ、真白くて清く正しく美しく。」
「それが、私と何か関係があるんですか?」
「手取り早い話、この応募者の素性…特に男関係や黒歴史的なモノを教えてもらいたくて。」
「私が…ですか!?」
少し驚きながら、自分を指差した。
「そう。宝条さんなら、コミケとかでリアルな彼女達を知っているからね。」
「それって…密告ですか?」
眉をゆがめながら恐る恐る聞いた。