愛を叫んで地に堕ちて〈全イラスト41枚つき恋愛ホラー〉
いきなり、勇斗が、いつもの無駄に偉そうな態度を変えた。
その様子に驚いて、亜里沙が、思わず心配そうな声を出したのに。
勇斗は無視して、別なことを亜里沙に聞いた。
「亜里沙だって、なんで、海野達と図書館に行かなかったんだよ?
お前たちだって、付き合ってるんだろう?
いくら二人きりじゃないとは言え、真珠が一緒に行って、心配じゃねぇのか?」
「……アンタってば聞きにくいことを平気で聞くヤなヤツよね」
亜里沙は、ふん、と鼻を鳴らして怒った顔をしたけれど、結局勇斗にぽつり、と言った。
「海野君は、あたしのコトを好きだって言ったのよ。
あたしだって、海野君のコトがすごく好きだったから。
つい、五、六日前、ベッドの上で、あたしの全部をあげたのに。
海野君は、急にあたしを避けるようになっちゃった」
言って、亜里沙は、力無く笑う。
「結局、あたしのカラダだけが、目的だったのかな?
……これでも、かなり不安で。
遊びだったとか、別れる、なんて話が聞きたく無いから、あたしからも、海野君を避けてるのよ……」
「……先輩」
泣きそうな顔をして、笑う亜里沙は、とても傷ついてる。
これには、勇斗もさすがに言葉に詰まったけれも。
案外本人はさばさばと割り切って首を振った。
その様子に驚いて、亜里沙が、思わず心配そうな声を出したのに。
勇斗は無視して、別なことを亜里沙に聞いた。
「亜里沙だって、なんで、海野達と図書館に行かなかったんだよ?
お前たちだって、付き合ってるんだろう?
いくら二人きりじゃないとは言え、真珠が一緒に行って、心配じゃねぇのか?」
「……アンタってば聞きにくいことを平気で聞くヤなヤツよね」
亜里沙は、ふん、と鼻を鳴らして怒った顔をしたけれど、結局勇斗にぽつり、と言った。
「海野君は、あたしのコトを好きだって言ったのよ。
あたしだって、海野君のコトがすごく好きだったから。
つい、五、六日前、ベッドの上で、あたしの全部をあげたのに。
海野君は、急にあたしを避けるようになっちゃった」
言って、亜里沙は、力無く笑う。
「結局、あたしのカラダだけが、目的だったのかな?
……これでも、かなり不安で。
遊びだったとか、別れる、なんて話が聞きたく無いから、あたしからも、海野君を避けてるのよ……」
「……先輩」
泣きそうな顔をして、笑う亜里沙は、とても傷ついてる。
これには、勇斗もさすがに言葉に詰まったけれも。
案外本人はさばさばと割り切って首を振った。