うさぎさんが好きないちごみるく




「……実は僕、襲われるのとかって初めてじゃないんです。

中学のときも女顔のせいでからかわれたり…
信じてた友達からそういう目で見られたり…

そのくせ、僕に女取られたって喧嘩売られたりもして…

そんなの、女の子たちの方が勝手に僕を好きになっただけだし、自分の彼女くらい自分で繋ぎとめとけって話なんですけど…」


そこまで話して、僕は一度言葉を切った。


確認のため――いちご先輩が信じられる人である最終確認のためにだ。




もちろん確認結果はYESだ。





隣に居るいちご先輩を直接見たわけじゃないけど、僕にはわかった。

ここからが重要な話なんだってことを、いちご先輩がわかってくれてること。






僕はそのまま真っ直ぐ前を見て続けた。




俯かないのは、僕のちょっとしたプライドと意地。









「でも。


男から変な目で見られたり、喧嘩を売られたりするのは僕に一本のぶれない芯みたいなものが無いからなんです。


きっと、もし僕にそんな芯があったら、こんな事にはならなかったし、もっと胸を張って、堂々としていられるのに。

喧嘩売られたりなんか無かっただろうし、もっとちゃんと普通に男友達も出来たはずなのに。」



好きだったはずのバスケだって続けていいのかわからなくなった……。









































































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