本気の恋の始め方
「なんか意外だな」
「意外?」
「うん。もっと文系少女かと思ってたけど……。だけど納得。細いけど、体きれいだもん」
「きれいなんて、初めて言われた……」
「本当に? 今までの男、バカだな」
軽いのりで千野君はつぶやき。
「本当にきれいだよ……」
大きな手で私の胸にふれながら、耳の裏や、首筋をなぞる唇と、舌。
きれいだなんて、ない。
純粋に、千野君は、女の子を気持ちよくさせるのが上手なんだ。
慣れてる。千野君は、慣れてる……。