本気の恋の始め方
つらそうなるうくんが可愛そうになって
「塁……るうくん……」
気がついたら私は、彼の背中に腕を滑らせて、彼をきつく抱きしめていた。
熱い体。
大きな、るうくん。
「るうくん……」
私の言葉に、るうくんの体が強ばる。
彼の手が、しがみつく私を引きはがそうと体に触れる。
「いやっ……」
膝で立ち上がり、背中から首の後ろに腕を回し、るうくんの唇に唇を押しつけていた。
「るうくん、わたしのこと、拒まないで、そんなことされたら、わたし、死んじゃうよ……
ずっとずっと好きだったんだもん……!
お願いだから、そんなことしないで……拒まないでっ……!」